| Centrip 編集部

忍者に出会える町伊賀

伊賀は忍びの国(Ninja’s home town)と呼ばれ、忍者に出会うことができる町として知られています。忍者に関する博物館や忍術実演ショーを観たり、忍者の衣装で町中を歩くこともできます。また、白鳳城(White Phoenix Castle)と呼ばれる美しい城やユネスコ無形文化遺産にも登録されているだんじり祭りなど日本の歴史や文化が息づく町でもあります。今回はこの伊賀を歩きましょう。

行き方

名古屋から「忍者の町」伊賀市へはバスに乗り1時間40分ほどで行くことができます。電車で行く場合、JR関西本線を使い桑名駅で乗り換えて、伊賀神戸を経由し目的地の伊賀鉄道の上野市駅へと向かいましょう。所要時間は2時間ほどかかります。また、「伊賀忍者ライナーきっぷ」を買うと伊賀エリアにある各施設の入館券がセットになっています。

早速、忍者へ会いに行きましょう。

忍者博物館

伊賀鉄道上野市駅から北に徒歩10分ほど歩いた上野公園内に伊賀流忍者博物館があります。ここでは忍者屋敷、忍者資料館、そして忍術実演ショーを観ることができます。

忍者屋敷

忍者屋敷には様々なからくりが隠されています。忍者の使命は情報を集め主君に届けることであり、そのために極力危険を避けてきました。忍者屋敷のからくりも敵の襲撃などの危険から逃れるための仕掛けがたくさんあります。

壁や仏壇の下などに隠し扉があったりします。こちらの忍者屋敷では、その他にも様々なからくりを見ることができます。

忍者資料館

忍者屋敷から地下へと続く階段を降りた先に資料室があります。

資料室では忍者の道具が展示されており、また任務遂行のための工夫なども知ることができます。

さらに現在は忍者の錦絵(江戸時代に発明された木版画浮世絵)も展示されています。上の写真は児雷也の錦絵です。有名な忍者漫画のナルトにも同名の登場人物がこの錦絵と同じように巨大なカエルに乗って活躍しています。

忍術実演ショー

展示館を出ると忍術実演ショーの入り口がすぐ目の前にあります。今は土日・祝日のみショーが行われておりますが、そのショーの様子を少しご覧ください。

忍術実演ショーの舞台裏や忍者たちについてはこちらのYoutube チャンネルからも見ることが出来ます。

忍者食堂

忍者の町でのお食事は「忍者食堂」でいかがですか?

上野市駅の駅前に忍者をモチーフにしたニカク食堂があります。入口に少しからくりがありますが、それは行ってのお楽しみにしてください。

このインパクトがあるメニューはその名も忍者丼。牛肉を卵でとじた他人丼の上に大きな手裏剣海苔が乗っていて、子供だけでなく大人も大興奮!!

伊賀上野城

伊賀流忍者博物館のすぐそばに重厚感がある瓦と白い外壁のコントラストが美しい荘厳な伊賀上野城があります。

このお城は天守閣が3度築かれたという歴史をもっています。1度目は16世紀後半当時日本の中心であった大阪を守るために築かれました。続く時代には城主が藤堂高虎に替わり、今度は大阪を攻めるために築かれました。

この高虎は築城の名手として知られ、伊賀上野城が誇る高さ約30メートルもある石垣が築かれたのもこの時代です。ここまで高い石垣は日本のお城の中でも最大級です。

そして、3度目は20世紀初頭にこの地の代議士によって天守閣が復興されました。高虎の時代に台風で倒壊し、天守閣がないままになっていたお城を伊賀出身の代議士であった川崎克が、この地域の文化や産業振興の拠点にするべくお城を再建しました。現在に姿をとどめるこの白く美しいお城は、別名白鳳城とも呼ばれ、伊賀のランドマークとなっています。

伊賀上野城は他の城と異なり天井が高く設計されており、城内には伊賀の焼き物や武家の調度品などが展示されています。最上階の天井には横山大観など著名な画家や当時の首相などから寄贈された色紙が敷き詰められています。

だんじり会館

伊賀では、忍者に変身して観光スポットを観たり、町を歩いたりすることができます。伊賀流忍者博物館や伊賀上野城から徒歩10分ほどのところにあるだんじり会館でも忍者に変身することができます。

50着ほどの忍者衣装が取り揃えられており、現在は一度に着替えられる人数を制限し、仕切りを使って感染症対策を行っています。

また、だんじり会館では毎年秋に行われている上野天神祭で使われるだんじりや祭りを彩る鬼行列の再現が展示されています。会館にあるハイビジョン映像では、太鼓などの和楽器に合わせてゆっくり巡行する鬼行列の様子も臨場感たっぷりに見ることができます。

上野天神祭

上野天神祭の中心となるのが上野天神宮です。こちらから2基の神輿が市街地へ出回り(渡御し)、そちらにお供する形で鬼の行列とだんじりも市街地を巡行します。

鬼の行列は17世紀後半に伊賀を収めた藤堂高虎に由来します。彼が晩年に目を患いその治癒祈願の際に手にした能面を城下町に渡し、町人たちが高虎の眼の治癒祈願へ向かう様子を再現する形で上野天神祭に加わり、今に伝わったと言われています。この350年以上続くユニークなお祭りは2002年に日本の重要無形民俗文化財に指定され、また2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。 上野天神祭についてはこちらもご覧ください

まとめ

忍者の町伊賀では、忍者について知ることが出来るだけではなく、今でも忍者に出会うこともできます。また一方で、藤堂高虎という日本を代表する大名が作り上げたお城や城下町の文化も現在まで脈々と受け継がれており、伊賀流忍者の存在も含め、日本の中でも非常にユニークな地域と言えます。

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