| Centrip 編集部

さんぷる工房:郡上八幡での食品サンプル作り体験

さて、つぎの4枚の写真のなかで、本物の食べ物はいくつあるでしょうか?

正解はゼロ。カレーライス、ハンバーグ、ラーメン、鮮魚、すべてが樹脂で作られた食品サンプルだ。

郡上八幡と食品サンプル産業

日本の食品サンプルの質の高さは世界でもトップクラスと言われている。その日本市場で圧倒的な市場シェアを占めるのが、郡上八幡産の食品サンプルだ。そもそも、日本の食品サンプル作りの歴史はここ郡上八幡からはじまった。郡上八幡出身の岩崎瀧三が1932年に蝋で作ったオムライスのサンプルが、国産食品サンプルの第一号とされている。

いまなお、郡上八幡において、食品サンプル作りは主力産業のひとつだ。たんに食品サンプルを製造する工場が多いだけでなく、実際に観光客が食品サンプル作りを体験できる施設も複数ある。

さんぷる工房での食品サンプル作り:天ぷらとレタス

サンプル作りを体験できる施設は複数あるが、今回はさんぷる工房を訪れた。
lさんぷる工房の場所は、郡上八幡の観光の起点になる城下町プラザから歩いて5分ほど。城下町プラザから南に進み、吉田川にかかる宮ヶ瀬橋を渡ってすぐの十字路にあるので見つけやすい。

さんぷる工房では、昔ながらの蝋を使った食品サンプルを実際に体験できる。この日の取材では、天ぷら3品とレタス作りに挑戦した。

まず、スタッフが見本を見せてくれる。天ぷらの場合は、天ぷらの衣を付けたい樹脂製の野菜を3種選び、天ぷらの衣の色の蝋を絡ませていく。こちらは簡単なので練習にちょうど良いだろう。

レタスの場合は2種類の色の蝋を使うので少し難しくなる。蝋を左右に揺らしながら引き上げ、レタスのシワを表現していく。蝋がまだ温かく、柔らかいうちに丸く形を整えていけば完成だ。

外国語での説明は十分ではないが、スタッフの見本を見ていれば、どうすれば良いのかはなんとなく理解できるし、丁寧にサポートもしてもらえる。はじめての挑戦だったが、ちょっと離れてみると本物に見えるような食品サンプルができあがった。自分で作成したサンプルはお土産として持って帰ることができる。とても興味深い時間だった。外国人観光客からの人気もとても高い。

体験料金は天ぷら3品とレタス作りがセットになって1200円(税別)。電話のほか、残念ながら日本語のフォームしかないが、Webサイトからの予約も受け付けている。

また、体験をしなくても、工房を見学することができ、熟練の職人が作った本物そっくりの作品を見ることができる。ミニチュアの食品サンプルや食品サンプルの形をしたアクセサリーなど、様々なグッズの販売もしている。気軽に立ち寄ってみると良いだろう。

まとめ

この体験のあと、ランチに天ぷら蕎⻨を食べた。自分の作った天ぷらと見比べながら食べるのが楽しかった。さて、どちらが本物でしょうか?

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